骨折について
このようなお悩みありませんか?
- 患部に強い痛みや腫れがある
- 患部が明らかに変形している
- 受傷時に軋轢音(あつれきおん)がした
骨折とは本来、骨が壊れることをいいます。折れる以外にも、陥没やヒビが入ったり、骨の一部分が欠けたりした場合も骨折となります。
骨折は、骨に力がかかることで発生しますが、健康な骨の場合、かなり大きな力がかからないと骨折しません。しかし、骨全体が弱っていたり、骨の一部が溶けていたりすると、弱い力でも骨折しやすいです。
また、健康な骨でも同じ場所に繰り返し弱い力がかかり続けると骨折することがあります。
骨折の診断
骨とその周囲には神経や血管が多くあるため、骨折するとその部位に痛みと腫れがあらわれ、骨折がひどい場合は動かせなくなったり、外見が変形したりします。
しかし、単なる打撲や関節脱臼でも似たような症状が出ることがあるため、診断をはっきりさせるにはレントゲン写真を撮る必要があります。
骨折と同時に皮膚が破れて骨折部が露出したものを開放骨折と呼び、治療を急ぐ必要があります。骨折部が複雑に粉砕したものは粉砕骨折と呼び、現在は複雑骨折という名称は使いません。また、転位(ズレ)のない、ヒビだけの骨折を不全骨折と呼ぶことがあります。
治療法
治療法
骨折した状態を元の位置に戻すことを「整復」といい、整復した箇所をギプスシーネなどと呼ばれる固定材料で動かないようにすることを「固定」といいます。
出血を伴わない骨折やヒビに対しては、まず整復と固定を行い、医療機関にX線撮影を依頼します。その後、患部が安定したら骨格・神経・筋肉からアプローチするBNM治療法を行い、早期改善を目指します。
- STEP.1検査・鑑別・整復・固定
- STEP.2医療機関への受診を依頼し、状態を再確認
- STEP.3後療法として、時期をみて庵法を加える
- STEP.4軽擦や電気治療を行う
症状の回復治癒へ
治療後の
リハビリについて
症状が改善した後も
定期的なリハビリで再発を防ぎます。
骨折は長い間患部を固定するため、関節が動かしづらくなり、筋肉も落ちてしまいます。そこで、筋肉を増やし関節の動きを良くするリハビリが必要になります。
リハビリが遅れてしまうと、関節が固まったまま筋肉の萎縮も残ってしまい、機能が十分に回復できません。したがって、早めの正しいリハビリが重要です。
簡単セルフケア法
腕や脚の骨折では、動かせる範囲で指などの運動を行う
ギプスが外れたら固まった関節や筋肉を意識的に動かし、可動範囲を徐々に広げていく
バランスが整った食事を心がける
十分な睡眠をとる
治療終了後、スタッフが実践を踏まえながらお教えいたします。お気軽におたずねください。
盛岡市 40代 女性
<来院時の症状>
転んで腕を骨折し、整形外科でレントゲンを撮ったものの、早く回復したいため整骨院へ通う許可を医師からもらって受診した。
<治療方法>
骨折してズレた骨がある場合、整復によって正しい位置に戻していきます。患部の整復・固定を行い、ギプスが取れたら優しく筋肉をほぐしてやわらげる筋肉調整を行い、血行を促します。
<治療結果>
筋肉の緊張をほぐして血行を改善すると同時に、筋肉調整治療、電気治療、超音波による治療を行うことで患部の循環を改善し、自然治癒力を高めることができます。さらに、日常生活におけるリハビリ指導を行うことで、より早い回復を目指すことが可能です。
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